「Windows 7 / Vistaでシャドウコピーの割り当て容量を確認,変更する」でこの記事の最新版を公開しています(7 / Vista両対応)
今までに「何故だかわからないけどCドライブの容量が減少していく」といった経験はありませんか?この原因のひとつとなるのが『シャドウコピー』です。『シャドウコピー』とは、Windows VistaのBusines,Enterprise,Ultimateの3エディションに付属している機能です。
「自分はHome Premium(またはBasic)だから関係ない」と思いがちですが、実際には、機能は使えないもののディスク容量は使われています(注:この容量はシステムの復元のためのスペースとして使われているため、一概に『全く使えない』とは言えませんが…)。
「ではシャドウコピーとは?」と思う人がいるかもしれません。これは、Windows Vistaのシャドウコピーに対応したエディションに標準でついた「ファイル復元ツール」のようなものです。
しかし、「対応エディションでない」「容量を少しでも節約したい」という人にとっては、ドライブの使用量が多すぎます。そこで、自分がちょうどいいと思える容量に設定を変更してみましょう。
ただし、シャドウコピーに使用される容量は、本来「システムの復元」のための容量として存在しているため、設定の変更には注意が必要です。そのため、まずは「どこくらいの容量を使用しているかを調べてみましょう。
ここまでは共通です
ここで注意なのは、「設定変更前よりも割り当て容量を小さくすると、保存されていたデータのあふれてしまう容量の分だけ古い順に削除される」ことです。
お分かりになりましたでしょうか?かなりドライブの容量を使っています。はじめのうちは予約された容量までは到達しないものの、パソコンを使えば使うほど増えていきますので、上限が高すぎるとかなりの容量を消費してしまいます。
これを逆にいえば、「初期設定のままではかなりの容量が予約されているが、初めのうちはそんなにデータを格納しないのでハードディスクの容量自体は減っていくのはあまり感じないが、パソコンを長く使っていると予約された容量いっぱいまでデータを格納するので、ハードディスクの容量が減る」ということになります。