2014/05/04追加 : Ubuntu 14.04 LTSのインストール方法はこちら≫
Windows環境にインストールしたVirtualBoxを使用してUbuntu Desktop 12.04 LTSをインストールする方法のうち、今回はインストール前の準備を紹介します。
※記事が長くなるので「準備編」と「インストール編」の2回に分割されています。
今回はUbuntu Desktop 日本語 Remix CDを利用してセットアップを行います。
「Ubuntu Desktop 日本語 Remix CDのダウンロード | Ubuntu Japanese Team」より日本語 Remix CDイメージをダウンロードします。
今回は仮想マシンとして「VirtualBox」を使用します(「VirtualBox」のダウンロード、インストール方法については省略します)。
「VirtualBox」を起動し、「新規(N)」を選択します。
「新規仮想マシンの作成」ウィザードが開きます。「次へ(N)」を選択。
「名前(N)」へ仮想マシンを識別するための名前を入力します(スクリーンショットでは「Ubuntu 12.04 LTS」と入力)。「OSタイプ(T)」は使用するOSに合わせて設定ます。ここでは「オペレーティング システム(S)」が「Linux」、「バージョン(V)」が「Ubuntu」となります。選択後、「次へ(N)」を選択します。
仮想マシンに割り当てるメモリの量を設定します。ここでは推奨通り512MB割り当てています。設定後「次へ(N)」を選択します。
続いて仮想ハードディスクを設定します。新規作成する場合は「新規ハードディスクの作成(C)」を選択して「次へ(N)」を選択、既に作成してあるものを使用する場合は「既存のハードディスクを使用(U)」を選択して「次へ(N)」を選択します。
「新規仮想ディスクの作成」ウィザードが開きます。作成する仮想ディスクの種類を選択して「次へ(N)」を選択します。ここではVirtualBoxの標準的なタイプである「VDI」を選択しています。
作成する仮想ディスクを可変サイズにするか固定サイズにするかを選択します(スクリーンショットでは作成時に指定したサイズを確保する固定サイズを表す「Fixed size」を選択)。選択後「次へ(N)」を選択します。
仮想ディスクの保存先を決定し、そのサイズを選択します(スクリーンショットでは20.00GBを選択)。選択後「次へ(N)」を選択します。
確認して「Create」を選択します。
すると仮想ディスクの作成が始まるので完了するまでしばらく待ちます。
確認して「Create」を選択します。
新規仮想マシンの作成はこれで終了です。
この項目の操作はあくまでも一例です。
元の画面に戻ったら、先ほど作成した仮想マシンを選択した状態で「設定(T)」を選択します。
この設定はマニュアルや各サイトを参照しながらプロセッサ数に応じて行ってください。当サイトのテスト環境と異なる場合、同じ設定が使えない可能性があります。
「システム」では「マザーボード(M)」タブで「IO APICを有効化(I)」を選択、「プロセッサ(P)」タブでは「プロセッサ数(P)」で「2」を設定しています(当サイトのテスト環境は4コア8スレッド)。
「ディスプレイ」では「ビデオ(V)」タブで「ビデオメモリ(M)」を「12MB」、拡張機能「3Dアクセラレーションを有効化(3)」を選択しています。
「ストレージ」では先ほどダウンロードしたISOイメージを使用するため、「ストレージ ツリー(S)」から「IDE コントローラ」の「空」を選択して、右の「属性」にある「CD/DVDドライブ(D)」からディスクのようなアイコンを押し「仮想CD/DVDディスクファイルの選択...」を選択して、先ほどのISOイメージを選択しています。
必要に応じてその他の各種設定を行ってください。
設定が完了したら「OK」を選択して終了です。
記事が長くなってしまうため、以降の手順は別記事となります。
「VirtualBoxにUbuntu 12.04 LTSをインストールする(インストール編)」で実際にインストールする方法を紹介しています。