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Windows 8 Consumer PreviewをVirtualBoxにインストールする(+α)

2018/05/03 更新

Windows 8 Consumer PreviewをVirtualBoxにインストールする方法を、スクリーンショットを用いて詳細に解説。

Windows 8 Consumer PreviewをVirtualBoxにインストールする(+α)

いよいよ「Windows 8 Consumer Preview」がリリースされました。

ということで早速ダウンロード&インストールをしてみました。

※公式ページ等も確認し、実行はすべて自己責任で行ってください

追記:ライセンス条項を読んだ限りだとConsumer Preview版の期限は2013年01月15日みたいですが…


まずはファイルのダウンロードから。ここではISOイメージを直接ダウンロードして実行します。

Windows 8 Consumer Preview の ISO 形式

日本語を探して64ビットまたは32ビットのどちらか適切な方をダウンロードします。

追記1:今回は日本語の64ビット版を使用しました。

追記2:この段階でダウンロードリンクの下に記載されているプロダクトキーを控えておいた方が後の作業で楽になります(セットアップ中に必要となります)。


ダウンロードが完了したら、実機に直接インストールまたは仮想マシンを使ってインストールすることになります。

直接インストールする場合のメモについては記事の後半に、仮想マシンを使用する場合は次の通りです。

ここでは仮想マシンとして「VirtualBox」を使用します。

VirtualBoxについては検索すればすぐ出てくると思うので省略します。

また、ダウンロードおよびインストールも完了しているとします(既にインストール済みでスクリーンショットが用意できないという理由があったりなかったり…)。

まず、「新規(N)」を選択します。

Oracle VM VirtualBox マネージャー

「次へ(N)」を選択。

ようこそ新規仮想マシン作成ウィザードへ!

「名前(A)」に適当な名前(ここでは「Windows 8 Consumer Preview」とします)を入力し、「OSタイプ(T)」をダウンロードしたISOイメージに合わせて設定します。

仮想マシン名とOSタイプ

Windows 8系のインストールは初めてなので、ここから先はとりあえず推奨された通りに…

メモリ

新規ハードディスクを作ります。

仮想ハードディスク

「VDI」を選択。

Welcome to the virtual disk creation wizard

「Dynamically allocated」を選択。こちらは最初に最低限のファイルサイズでファイルが作成され、その後仮想マシン上での使用状況に応じてファイルサイズが変化(増加)します。

「Fixed size」を選択すると最初から指定したサイズで作成します(パフォーマンス的にはこちらの方が良い?)。

Virtual disk storage details

ファイルの保存場所とどのくらいのサイズで作成するかを指定します。

相変わらず推奨通り…

Virtual disk file location and size

「Create」を選択。

概要

確認して「Create」。「キャンセル」するとすべて消える…

概要

元の画面に戻ったら「設定(S)」を選択。

Oracle VM VirtualBox マネージャー

「システム」から「プロセッサ(P)」タブを開き「プロセッサ数(P)」を調整します。実際の数より大きくしないように設定(ここでは2)。

このあたりの詳細な設定は各種サイトのヘルプや設定例等を確認しながら行ってください。

※この記事通りにやっても起動できない可能性が…

追記:2012/03/02現在、この設定で正常に動作しているようです。

システム

「ディスプレイ」から「ビデオ」タブを開き「ビデオメモリ(M)」と「拡張機能」を設定します。

スクリーンショットの設定例はWindows 7を動作させる時の設定を流用しました。

ディスプレイ

「ストレージ」から「IDE コントローラ」の「空」を選択し、右側のCDっぽいアイコンをクリックして「仮想CD/DVDディスクファイルの選択…」を選択します。

ストレージ

仮想CD/DVDディスクファイルの選択...

開いたウィンドウからダウンロードしたISOファイルを選択します。

「OK」で設定画面を閉じてください。


ここからはいよいよ「Windows 8 Consumer Preview」のインストール作業になります。

作成した仮想マシンを実行するには「起動(T)」を選択します。

Oracle VM VirtualBox マネージャー

セットアップは基本的にデフォルトのままで問題ないと思います。

Windows 8

「今すぐインストール(I)」を選択。

今すぐインストール(I)

プロダクトキーはISOイメージをダウンロードしたページに掲載されています。

Windows のライセンス認証を行うためのプロダクト キーを入力してください

ライセンス条項に同意したら次へ進み、インストールの種類を選択する画面では「カスタム設定」を選択します。

インストールの種類を選んでください

ハードディスクを新規作成した場合はパーティションを作成する必要があるので「ドライブオプション (詳細)(A)」を選択し、「新規(E)」を選択、割り当てるサイズを設定して「適用(P)」を選択します。

Windows のインストール場所を選んでください。

新規(E)

サイズ

確認して「OK」を選択。

Windows セットアップ

インストールするパーティションを選択して「次へ(N)」を選択します(ここではすべての容量を割り当ててパーティションを作成したため「ドライブ 0 パーティション 2」となっています)。

インストール先の選択

あとはファイルのコピーなどのインストール作業が完了するのを待ち、それらが完了したら画面の指示通りユーザーアカウント等の初期設定を行えば完了です。

スタートメニュー

この後は適宜「Guest Additions」のインストールや各種設定等を行ってください。

※上部「デバイス(D)」の「Guest Addition のインストール(I)…」を選択し、自動再生を実行すればインストールできます。

Guest Additions

自動再生

自動再生


仮想マシンを使用する方法以外にも実機の別パーティションにインストールしたのでメモ。

直接インストールする場合、「EasyBCD」を使ってブート情報のバックアップをしておいた方が便利かもしれません。

この記事を作成するにあたってバックアップを行いました。

「EasyBCD」で検索すればいろいろ出てくるのでダウンロードとインストールします。

起動して「BCD Backup/Repair」を選択し、「Backup and Restore Bootloader Settings」からバックアップ先を指定して「Backup Settings」を選択すればバックアップできます。

EasyBCD

なお、基本的な設定等はVirtualBoxで起動した場合と変わらないのでそちらを参考にしてください。


デザイン等については公式ページやGIGAZINEさんに掲載されているので省略します。

とりあえずこれでしばらくは遊べそう…

今回はこの辺で。

では、また…


修正:2012/03/01 21:50

追記:記事の内容がVirtualBoxメインなのでタイトルを若干変更しました。(2012/03/02)

参考ページ: