さくらのレンタルサーバでライトプランでもSSLが使えるようになったようです
2017/04/30 公開
今までさくらのレンタルサーバでは、SSLが使えるのはスタンダードプラン以上でしたが、今月下旬からライトプランから使えるようになったようです。
ライトプランでSSLが使えるようになった
今まで(共有・SNI)SSLはスタンダードプラン以上でのみ利用可能でしたが、今月下旬からライトプランでも利用可能になったようです。
特に、共有SSLではレンタルサーバの他にSSL維持のための追加コストが必要がないため、手軽にHTTPS化できるようになります。
最近の流れとして、(Let’s Encrypt等の普及もあり)個人運営のサイトでも常時SSL接続のサイトが多くなってきた中で、今回の機能追加はライトプランでもこの流れに対応することができることになります。
SSLが使えることで幅が広がる
例えば、ユーザに情報を入力してもらうページなど、セキュリティ上HTTPS化が有効なサイト・ページで効果を発揮します。
また、最近では暗号化されていない通信では注意を促す表示が出るブラウザもありますので、HTTPS化しておけばそのようなブラウザでも注意が出ず、安心して利用してもらうことができます。
※そもそもログインフォームや管理画面等であればセキュリティ上暗号化した通信を行うことが重要ですが…
ただし、当記事作製時点で、残念ながらライトプランではSQLite以外のデータベースが使えないため、WordPressやownCloud等は使うことができません。
しかし、ライトプランで十分なコンテンツのサイトであれば、HTTPS化をするためにスタンダードプラン以上を契約する必要はなくなるため、契約の選択肢が増えたことは事実です。
Tags:SSL, さくらのレンタルサーバ