Cloud At Costは活用できるのか考える
以前記事にしたCloud At Costですが、3か月くらい試したところ、いろいろと難がありどのように活用していくのか悩みどころです。
※記事「Cloud At Costを契約してみた」で紹介したサービスに関する内容です。
Cloud At Costの難点
難点は色々とありますが、まず第一にサーバを立てるのに時間がかかることがあり、全ての場合ではないですが、時期や時間によっては長いと1時間~数時間かかってしまいます。セール期間などではかなり長い時間待たされる傾向です。
立てたサーバがまともに使えるかどうかも不明で、「Console」ボタンを押しても接続できなかったり、接続できても外部との通信ができない(ネットワークが使えない)ことが多いです。その場合は基本的に再度サーバを立てるしかなく、その度に上記の通り時間がかかります。
ようやく通信等ができるサーバを立てられたとしても、ある時突然接続できなくなることがあります。この場合、SSHでのログインもできなくなるので、コントロールパネルにアクセスして手動で再起動させる必要があります。
活用方針について
突然接続できなくなったり、データを救出できないまま削除することになったりする可能性があるため、常時公開しておくサーバとしては使わず、かつ消えてもいいようにデータを置かないことが一つの方針になりそうです。
また、サーバの削除と作成を繰り返すのも避けたいです。
どのように活用していくか
時々落ちることを前提に、常に立ち上がっていなくてもよい(ダウンタイムが発生してもよい)活用方法を考えてみたところ、動作確認用のサーバとして使うことが一つの候補となりました。
例えばWebサーバなら、PHPなどの動作確認や、デザインの見た目の確認用に使う案。消すことが前提なので、使うときに接続ができていればよさそうです。
そのほかお試しでスクリプトを流すなどといったことも考えられます。
しかし、リセットするためには、最初の面倒なサーバ立て作業を行わなくてはならないため、できればリセットにはならない活用方法で使いたいものです。
支払いが1度だけのサーバであり、使い“捨てる”必要はないのですが、サーバの削除と作成を繰り返したり、常時起動させることには向いていないため、コストはかかっても他のサービスを使った方がより良い選択肢のように思われます。
元々遊びで契約したサーバなのでまともな活用は期待していませんが、支払った以上、何かしらの活用方法を見つけていきたいものです。